2007年10月28日日曜日

きみ、場所をわきまえたまえ

また今年も秋を告げる使者が登場。


雨。自転車のサドルをカバーしていたコンビニのビニール袋を取ったとき。

マツムシ?キリギリス?

あーよかった、気づかずに座らないで。

でもまあ、なんでこんなところにいるのよ?

自転車を止めていたのが駅前。いつ、どこから来て、どうやって潜り込んだんだ?

こういう時、ぼくは指でピンとはじけません。
“一寸の虫にも~”という高尚な考えも特にありません。
ただ言えることは、虫がべチャっと潰れているのを見つけてしまうと、あまりいい気分にはなれないものです。

このアスファルトでピンしたら、一分後には確実にぺちゃんこになる。
きっとみんなも見つけたくないはずだし。いつかまた、ここを通ったときに死骸が残っていたらゾッとするし。本当に残っていたら本当にイヤだなぁ・・・。

僕は、こいつをつかまえ、軽く手の中で包み込み、ほどよい雑木林を探すために回り道して帰りました。