2015年2月3日火曜日

ジャーナリストが懸けたもの

ニュースを見て、
 現地の子供達と一緒に写ってる後藤さんの写真が流れると、目頭が熱くなりました。
 

識者でもないのでちゃんとしたことは言えません。
どう受け止めて、どう咀嚼すればいいのか、わからないままです。
だから軽々しいことは言えませんが、感じたことを少しだけ残します。

「テロに屈しない」は日本語です。
この一言は相手国の言葉に変えられ兵士の耳を刺激します。
アラビア語ではなんて訳されてどういう意味あいで届くのだろうか。
一方的に、
 我々は彼らをテロリストと言い、我々を彼らは十字軍と言う。
異なる大義を抱える双方が話し合い、平穏な日々を取り戻すのはいつなのか。

「テロリストを絶対に許さない」罪を償わせる」 と憤りをあらわにする。
相手の思う壺だが、
 わかってても、まっしぐらに報復へ突き進むのか。

後藤さんが命を懸けたもの。
それが何だったのか、考えてみる。
 まずはそれを想像することが大切だと僕も思った。
そしたら、もしかしたら、
 泥沼から抜け出したくなる人が少しづつ増えていくかもしれない。
今はそう願うことしかできないが。