北九州芸術劇場にて、11ぴきのネコの大千秋楽を迎えることができました。
ありがとうございました。
東京新宿を出立して大阪をめぐり、サイゴの2日間の公演を西国の九州小倉の地で。
思えば遠くに来たもんだ、ネコの足で。
子供たちもたくさん来てくれて本当にあったかい2公演でした。
それでもまだまだたくさんの子供たちに、そしてその連れ添いの人達に見てもらいたかった。
未練がましく、こんなにまだ強く思うのも珍しく。
千秋楽、開演前に楽屋で。
最後に鏡の前でにゃん太郎の化粧を、と言ってもノラ猫なのでザッザッと顔を汚すだけなんですが、
ウェットな感傷がチラチラと、
こんなに湧いてこみあげてくるのも久しいので動揺し、
しっかりといつもどおりにやらなければと、帯をギュッとして。
冒頭のにゃあゴロソングの伴奏を
キヨちゃんが弾きはじめた途端に、
あ こりゃヤバイと袖の闇間で直前に
しっかり尻尾をギュッと握りしめたのでありました。
最強のメンバーと、それを支えてくれた最強のスタッフ
こんな座組は２度とないです。
心の底から寂しくてしょうがなく、まだにゃん太郎がそばにいまして 遠くに去ってくれません。
もうしばらくはこの余韻をしっかりと味わいたいと思ってます。
本当にありがとうございました。
