2007年7月3日火曜日

ビリー、苦しいよ

舞台『スケダチ』の稽古が始まって、数日経ちますが…。

劇団鹿殺しの若い作家パワーが炸裂した作品で、その台本を読み解くセミナーのような日々が続いております。
理屈もなく暴れ放題のマグロを、さぁどうやってさばくかと。なかなか、有意義なひととき。

稽古開始30分前からアップをみんなでやったりね。
昨日は稽古場に30分まえギリギリ滑り込みペースで直前にラーメン屋でつけ麺を注文しました。
注文してつけ麺来るまでが5分。食するのが10分。合計15分。
これが24時間闘う男のスケジュール予定。うむ、ギリギリ間に合う、ウォーミングアップまで。
が、つけ麺がこない。
ここの麺はよほど硬いのか、ずーっと茹でてる。
遅いよ~。
注 文して20分くらいたってやっときた。この時点で、タイムオーバー。3分でつけ麺かきこんで、会計の時に、“随分と待った。こんなに時間がかかるのなら、 一言いってくれ”とアンケート用紙がなかったから、直接言って、チャリでかっとばして1分後には稽古場到着。急いで着替えたらアレ(写真)が始まってい た。いま話題のブートキャンプ。アメリカの軍隊の訓練がベースの激しいエクササイズだ。面くらいながら、必死についていくうちに、つけ麺がこみ上げてき て…。でもインストラクターのビリーは容赦なく挑発的に煽ってくる。たまに、画面にぐっとアップになって、“ホントの自分を切り開け”みたいなことも云わ れたような、云われなかったような。

アメリカの健康管理のあの危機感はいったいどこからくるんだろうか…。エクササイズの映像を見るたびに、“あぁやっぱりこの国へんだよ”と思う。だんだん後ろの参加者たちも半狂乱に見えてくるし。


とにかく、つけ麺たべた直後のブートキャンプはやめたほうがいい。