2006年8月29日火曜日

カピカピのヒカリモン

いやいや 呑んじゃたね先日は。稽古終わって、バーに一人で行ったんだけど、ふらっと軽くビール呑んで帰ろうと思ってたのに、…いたいた、知ってる役者友達が。凄い 久しぶりの再会に嬉しい気持ちがありながら、心の中の大半は“あ~あ、今晩は帰れそうもないや…”ってね。 いや、嬉しいんだよ、再会は。
案の定、おかわりー、おかわりー。大好きなラム酒のパンペロをロックで。気付いたら朝の5時。
な んかやっぱり俺を含めて役者友達って節操ないよなぁ…(あ!でも俺がだらしないだけか?)。普通の社会人はもっとケジメありそうだし。今回はそうじゃな かったが、以前、ベロベロで始発乗って山手線を3週くらいして眼が覚めた時はびっくりしたね。ラッシュなんだもん。急に世の中に対して背中向けたくなる。 でもまぁ、山手線はサイコー。安心して居眠りできるから。
そうそう、ちょうど1周がきっかり1時間なんだよ。高校の頃、バスケの練習試合の帰り に、山手線の網棚にバッシュ置き忘れて、新宿駅のホームで、その電車が戻ってくるまで待ってたことがあるから間違いない。ちゃんとバッシュ返ってきたか ら。まぁ、いかにも臭そうな履き潰したバッシュなんか誰も手に取りたがらなかったから無事に戻ってきたんだろうが。なんか回転寿司で何周も回っててカピカ ピのヒカリモンみたいな。雨期ならなおさらだよ。でも感動したなあ。部員たち巻き込んでの騒動だったから面目なかったけど…。さらにチームワークが深まっ た出来事!

2006年8月25日金曜日

愛をください、ズー

 稽古帰りの電車のホームで、また目撃してしまった。母親が子供を叱りつけている様子。母親は二十代後半、子供は小学低学年くらいか。
“気持ちわるいんだよ!”と罵っていた…。
こ れは、しつけなのか、そうじゃないのか、親の愛情なのか、どうなのか。なんだか胸がギュッとなる。親子関係、家庭事情など知る由もないのに、苦悩で泣くの をぐっと堪えている子供がかわいそうになる、勝手に。やっぱり僕には、母親がヒステリックに怒ってるようにしか見えなかった。
“気持ちわるいんだよ!”
少なくとも、そんなことはいままで、親に云われなかった気がする。云われてたら、子供心に残るだろうか? 云われなかった僕が幸福なんだろうか? ラッキーなんだろうか? そして怒鳴った親は後で後悔するのだろうか?
街中を歩いてても、たまに遭遇する、光景。父親にもなってない分際で、いちいち心地が複雑になる、勝手に。やはり、これも一つの、おこがましさなんだろうか?

2006年8月24日木曜日

俺捨てす 泡ね

 今年の5、6月にわたって出演した劇団新感線の舞台『メタルマクベス』のDVD副 音声録りがありました。出演者の何人かで収録した劇場中継を見ながら、わりと勝手に云いたい放題コメントをするやつです。僕はオレステスの稽古で(ちなみ に変換したら“俺捨てす”と出た)2幕からの出演でした。司会進行の粟根まことさん(ちなみに“泡ね”と出た)、松たか子ちゃん、冠徹弥さん、そして急 きょの飛び入りで森山未來くん。
 つい数カ月前とは思えないくらい、なんかフツーに見て楽しかった。自分の演技に対しては相変わらず、“顔、ながっ!”とか“目、ほそっ!”とか“よだれっ!”とかでまだまだ冷静に見れたもんじゃありませんがね。
  しかし、この公演中はよく呑んだなぁ。そういえば、連日連夜呑みすぎたのが祟って、東京千秋楽後はさすがにグロッキーになり、打ち上げにも参加できずに、 まっすぐ家に帰ったんだった。そうそう、かなり不本意だった。俺を除くすべてのキャスト・バンドチームは宴の最中でそのことを知り“バカすぎる”と笑いた て、酒の肴に一瞬なったそうです。飲み会、皆勤賞くらいの勢いだったのに、大事な打ち上げに限って…、なんかまた今、後悔の念が。

2006年8月22日火曜日

退職金? ナイナイ。

 先日、宝塚のある女優が、退団した。名前は楠 恵華(くすのき けいか)。実は高校の頃、バスケ部にいた時に、彼女は1つ下の学年でマネージャーをしてくれてました。高校卒業後に受験し、見事に合格。子供の頃からの夢 舞台で、十年以上活躍してました。昔からの仲間が同じ道で頑張ってる、これは特別な嬉しい想いでした。その彼女が、パッと宝塚を辞めました。こよなく劇団 を愛していた彼女は、30歳までおもいっきり楽しんで、すっぱり辞める覚悟をはじめの頃から決めていたそうです。
 終演後にお別れパーティーに出 席させてもらい、ファンたちに、関係者に、いままでの感謝の気持ちを一杯にあらわして、挨拶をしてました。あるファンからの“退団後はあらたな女優活動 を?”との質問に対し、“ありえません!”とスパッと即答。今後のビジョンがどうあるにせよ、一切続けないそうだ。彼女にとってのこの選択肢の消去は当た り前なのかもしれないが、やはり僕は潔いなぁと思ってしまいます。そして、この職業は定年もないし、やるのも・やめるのも本人次第で自由なんだと、あらた めて感じました。もちろん、いまのところ“やめる”ことは一度もよぎったことはないけど、続けていくからには、これからもますます…! という熱い想いを 秘かに、静かに再確認させてもらいました。
 のぞみ(←本名)、おつかれさん!

2006年8月18日金曜日

誰か!ほっといてください!by 朔

映画『僕の、世界の中心は、きみだ。』のCMを最初にぼーっと見てて、ん?と一瞬思った。『世界の中心で愛を叫ぶ』の韓国版と分かり、へぇー、タイトルそう来たか、と思ったのは僕だけじゃないはず。
なんか言葉遊びしたくなるよ。
 僕の、世界の中心は、きみだ。
 僕の、世界のきみは、中心だ。
 僕の、中心の世界は、きみだ。
 僕の、中心のきみは、世界だ。
 僕の、きみの世界は、中心だ。
 僕の、きみの中心は、世界だ。
 世界の、僕の中心は、きみだ。
 世界の、僕のきみは、中心だ。
 世界の、中心の僕は、きみだ。
 世界の、中心のきみは、僕だ。
 世界の、きみの僕は、中心だ。
 世界の、きみの中心は、僕だ。
 中心の、世界の僕は、きみだ。
 中心の、世界のきみは、僕だ。
 中心の、僕の世界は、きみだ。
 中心の、僕のきみは、世界だ。
 中心の、きみの世界は、僕だ。
 中心の、きみの僕は、世界だ。
 きみの、世界の僕は、中心だ。
 きみの、世界の中心は、僕だ。
 きみの、僕の世界は、中心だ。
 きみの、僕の中心は、世界だ。
 きみの、中心の僕は、世界だ。
 きみの、中心の世界は、僕だ。

あー、疲れた。なんかどれもほぼ同じような気がする。なかにはもの凄く自己中心的なモノもあるが。
さらに・・・

 僕の、僕の僕は、僕だ。
 (そして)
 きみの、きみのきみは、きみだ。(さぁ、おいで) ←なんか男目線のみの二流官能小説っぽい。

 『中心の、中心の中心は、中心だ。ハイ、これ出るぞー』 ←生徒にキモイといわれている数学教師。

 世界の、世界の世界は、世界だー!ドカーン! ←岡本太郎っぽくもあるし。


 僕の、他界の心中は、きみだ。 ←ここまで遊んじゃダメよね。

2006年8月16日水曜日

長生きしなくちゃ

最近買った、任天堂DSのお料理ナビにちょっとハマってます。 前にバイトで厨房にいたこともあったんだけど、それほど身についたわけでもなく、プライベートで料理するなんてことはまずなかったんだけど…。
こ のゲームソフトは凄い!俺みたいな料理中途半端人間にはぴったりアイテム。さすがに米の研ぎかたをコトコマかに説明された時には、おい、馬鹿にすんなと 思ったけどね。でも嬉しいのは、いろんな条件で検索してくれるところ。 例えば、冷蔵庫あけて、牛肉とレタスがあったとして、材料指定すると、ピッと、メニューが出てきちゃうの!もー、作るしかないの、男として、もーあとには ひけないの!
写真は牛肉とレタスのオイスターソース炒め。 文句なし、旨い! ん?ちょっとしょっぱい? ん、ん、んー、大丈夫、大丈夫。酒の肴ならちょうどいい!
そういえば生前、爺ちゃんがよく云ってた。
“ユキヤ、外食ばっかりしとると、早死にするぞい”
爺ちゃん、なるべく頑張ってみるよ。
そういえばこうもよく云ってたな
“ユキヤ、酒ばっかり呑んでたら早死にするぞい”
…未来の俺すら、見透かされてたのかも…。

2006年8月14日月曜日

おまけ

携帯、居酒屋に置き忘れて取りに行った。友人グループに笑われたよ。自爆。

ビールとえのきバターと調味料

今日はオフでーす。
衆居酒屋でヒトリで呑んでました、というか今呑みながら携帯でこのコメントつくってます。まえからちょっと気になってた店で、フラリと一人でビール呑んで ます。なかなか賑やかな活気のある店だなぁ、と初めは思ってたんだけど、だんだん、ちょっとウルサく感じてきました。特に後ろの中年男女たち。ちょっと耳 を傾けて聞こえてくるフレーズが“役者”“稽古”“舞台”そして“大竹しのぶ”…。こういう時にはね、あちゃー、って思うんです。石コロ投げりゃあたる、 というくらい役者って多いと謂われてるのは聞いたことあるけど。せっかくのんびり呑んでたのに、ピッと脊椎が走るのです。(あ、だんだん酔っ払ってき たー) でもまーしょうがないよね。 もっと精進すれば脊椎もいちいち反応しないんだろー、と向上心を奮い起たせ、ムリヤリ気持ちを静めます。
そして今ゴシンキの若者グループの一人が“アレ、ユキヤさん!”
………。
んー、と思って見れば、過去に舞台で共演した友人。恥ずかしさに追い討ちくらいました。
―――振り返れば役者がいる。


この文章読むのは数秒。
でも居酒屋の僕は一時間半。

2006年8月12日土曜日

はじめまして

はじめまして、あらためまして、北村有起哉です。
公式サイトがオープンしましたね。それに伴いのブログ、やっぱりブログ!
これから、日々に起こったことを、時にはマジメに、時には泥酔しながら、書き込んでいきたいと思います。この先、自分自身が読み返して、ふーん・へー、と面白くふりかえれれば、などと思ってます。
やっぱりブログ、俺もブログ!

今後ともどーぞよろしくお願いします。