2008年1月28日月曜日

あ、コーヒー豆買わなきゃ

新・雨月物語の初日が無事にあけて今日で四日目。今日はヨル公演だけなので、やっとゆっくりできるひとときです。
いいカフェ見つけた~
超穴場だな。客もオレだけ。ソファでのんびり。古い日本家屋をそのまま活かしてるし、いい。
今回の公演はとてもヘビーです。舞台構造も危険がいっぱい。外側の凹みは2m以上あって、浮島のような演技スペースは鉄板です。立ち回りは本当に気をつけてます。

そんな真剣勝負の日々の中、こういった憩いのカフェが見つかってすごく嬉しー。

残りの公演も頑張ります

2008年1月23日水曜日

御代はけっこうです、期待してます。

も~、肉が食べたくて食べたくて。

やっぱりスタミナつくから。

のどが渇いたら水。ヘトヘトなら肉。だから・・・

さー、肉食うぞと。


よっしゃ、景気づけにドーンといこう。

奮発気分満開。

舞台連投成功祈願を願って!

外食せずに、地味に高い生肉をスーパーで購入。

スーパーの肉だからまぁしれてますが、でも3000円の牛サーロインを買うのは度胸と覚悟がいりました。


あとは・・・、超うまく焼いてやる!素材をそのまま活かしてやる!


どっかの高級ステーキ屋ならさ、リラックスしてお客気分でいられるんだが今回は一人二役、シェフと客。しかもシェフは素人。


緊張を和らげるために酒を飲む。そしてネットで焼き方のコツを調べる調べる・・・。


当然サイトによって、こだわりは様々。いろんなアドバイス・・・。

→下ごしらえ・常温・ペーペータオル・切り身・黒胡椒ないよ・バター・ワインビネガーもそりゃないよ・弱火・赤ワインあるぞ!・片面・えっ両面?・にんにく・男の台所?・強火・シャリアピン・・・。情報の多さで混乱気味。

たかが¥3000のサーロイン。されど・・・いえいえ、¥3000! はぁ~、ちっちぇなぁ俺。

もう、戦場だったね、キッチンが。ちなみに戦場と書いてイクサバと読む、今のガジラの芝居では。

気合と緊張のおかげで、ちゃんとミディアムで焼けました。


…うまいっ! 素材が活きてる、肉汁サイコー!

なによりシェフの心意気が感じられる、自画自賛!



頑張るぞー、ってなりました。

2008年1月20日日曜日

シャイなボーン

通し稽古の毎日。

寒さの厳しさと疲労の蓄積が比例してきやがる。

うわわ、初日まで一週間切ってる。

ま、いつものことですが特に焦りもなくマイペース。

立ち回り稽古。斬る・斬られる、斬る・斬られる。

それなりの、軽い打ち身やわずかな外傷は当たり前。

本当につくづく肉体労働です!



でも実は一番痛いトコロは恥骨。

恥ずかしい骨。


原因は乗りすぎの自転車。

稽古場まで、往路は飛ばして30分。復路はダラダラ50分。

こんなに自転車と一緒なのは高校のチャリ通以来。

健康のため、貯金のため、エコのため、そして終電を恐れぬため。

しかし稽古で絶対に痛めるハズのない、こんなトコロが。



恥骨の痛み、じきに治るだろう。

そんな場合じゃないだろう。

骨をおしまず恥ずかしがらず、だろう。

2008年1月14日月曜日

これから新聞とります

読売演劇賞。
また一つ、演劇の個人賞をいただきました、ありがとー!

そしてこんどは嬉しいことに作品もノミネートです、やったー!

CLEANSKINSは去年の四月の舞台でしたが、もうずいぶん月日が経った気がします。公演は10日間くらいだったかなぁ、あっというまに千秋楽って感じでした。
今まで同じ舞台をしたことがなく、そして飽きっぽいので二回以上したがらない性分でした。森光子さんの放浪記は本当にすごいことです。
が、このCLEANSKINSはまた是非ともやりたいです。再演したいなんて気持ち初めてですけども、賞をもらったから調子こいてるだけかもしれないが・・・、あぁ多分そうだな。

でも本当にいいお芝居でしたよ、これは心底胸張って。

映 画はTSUTAYAで借りればいつでも見れます。最近は演劇もDVD化が進んでますが、やっぱり醍醐味はLIVEでしょ。残念ながらこの芝居見れなかった ヒトも、今回の演劇賞で知ったヒトも見てくれたらなぁと。再演やるなら本当に早いうちにやりたいですね。だって今年で34歳になるし、もう堂々オッサン仲 間入りだし。あ、でも客席で見たいってのもあるかな。そん時は初演の母役の銀粉蝶さんと姉役の中嶋朋子さんと三人で観劇しよう。再演の出演者には嫌なプ レッシャーかけてしまうかもしれないが。
でも三人ともダーダー大泣きしたりして。

2008年1月9日水曜日

こだわりの照明

今日はオフでした。

立ち回りのバトルシーンの稽古の翌日です。

ふくらはぎが筋肉痛、ん、いや打ち身?。

どっちかわからんがもう歳ですね。

なんだか風邪気味っぽいし。

マスクして東急ハンズへ。

しかしよくみると、この季節だから尚更かもしれませんがマスクしてる人って結構いるのね。

そういえばなんかのドキュメンタリーでカナダ人が言ってたわ。

日本人、なんでみんなマスクしてんの?って。


先日買った部屋の照明がやたら明るいから、ハンズで色付きのフィルムを探しに。

あった、あったぞ。これこれ。

とりあえずこれかなというモンを2枚購入。2500円、高っ!


もってかえって、ありゃりゃ足りないフィルムが。側面―――っ!

モダンアーティストが手掛けました世界に一つだけのあかりがここに

2008年1月8日火曜日

寺山さん、町へは出ますがショウは捨てません

ありがたい賞を初めていただきました。

第七回朝日舞台芸術賞・寺山修司賞。

“ちょっとずつ自分なりのペースで楽しくヤリとーす。んで死の床で、まいっか”
なんてな人生だったらいいなー、と適当に日々のモチベーションとして心構えをしてたりします。
そんな心構えは一見自由そうですが、その通過点の中である評価くらいは欲しいぜ、という逆に不自由で生意気な考えも持っておりました。
でもいざこんなに早く、この歳でこんなに嬉しい賞もらっちゃってね、あー大変。今後が、今後のペースが。
小心者・小物だなぁ・・・、緊張。だからって“じゃ、いらない?”っていわれても“いえいえ、ありがたくそりゃいただきますよ”と即答です。
賞を辞退する人ってなんだかかっこいいイメージがありますが、実際はとんでもない。せっかくなんでいただきますです。

これからも、これからも、これからも・・・。
ありがたい賞だからこそ、なるべくすぐに忘れて・忘れたフリでもいいから、これからも一つ一つこれからも・・・、です。

対象作品の『CLEANSKINS/きれいな肌』でご一緒できた方々―――、
作家のシャン・カーン、翻訳の小田島恒志さん、演出の栗山民也さん。
そして母役の銀粉蝶さん、姉役の中嶋朋子さん。
この作品にかかわった、すべてのスタッフさん。
そして、この作品を観てくれたお客さん。
そしてそして、いままで応援していつも来てくださったファンの方々。
家族・親族の皆さん――― 
に感謝致します。本当にありがとうございました。

そして最後にやはり思うことは、とりあえずここまで成長させてもらった、あの無言の背中。無言で無意識に、役者人生の意識を教えてくれた、今は亡きあの背中に―――

この賞を親父に捧げます。

2008年1月6日日曜日

また呼んでね

*pnish*の森山栄治くんのラジオ番組にゲスト出演してきました。
今度の『新・雨月物語』で共演しますが、彼とは去年の舞台『すけだち』でも一緒でした。

アイドルソングとアイドルダンスを共にパフォーマンスした戦友です。

生収録だったから緊張するかと思ったらぜんぜん平気でした。

あー、楽しかったな。エイジありがと

2008年1月2日水曜日

今年もよろしくお願いします

あー、灯油がなくなりそう・・・

ガソリンスタンド行ったら見事に休業。最強無比の三が日。

ガソリンスタンドって、なんだろうね?フランチャイズってやつですか?

同じ会社の看板なのに店によってぜんぜん営業形態が違うというか・・・。


大晦日は高校の友達とかと家でテレビ見ながらゴロゴロ。

みんなが来る前に掃除してたら部屋の電球がきれました。

べつに珍しいことじゃないけど、もしあと数時間後以降だったら、例えば年越してすぐとかだったら、やな気分だよね。


あー、もう明日から稽古始まってしまうんで、あんまりパーッと騒げない正月。

正月気分の馬鹿騒ぎ大好きなのに、しょうがない。
ま、でもたぶん一年を通したら一般の方々より2倍くらい(ひかえめな数値)はお祭り騒ぎなんだろう。


ネズミ年。そういえばよく鬼太郎のねずみ男に似てるっていわれます。不衛生、不潔、卑怯・・・、んーなるほど、イヤイヤ違う。家においでよきれいだよ。

今年は楽しみだね、なんかまた凄い事がありそうです。実際いま、とても早く芝居がしたくてしたくてたまりません。


去年のいろいろの出来事から年が明けて、ようやくねずみ男は深呼吸しました。

吐いた息は臭いかもしれないが、ねずみ男のしつこさ・したたかさをお手本に今年も頑張ります。

ねずみ男って野心家だもん、たぶん。だもんたぶん。


あ~、しかし天気がいいなぁ~



今年もよろしくお願いします

2008.1.2 北村有起哉