2007年8月31日金曜日

もしもし、こんにちはHAIR TRUNKです


江古田に“HAIR TRUNK”という理容院があります。
ここのオーナーは、高校のバスケ部で一緒だった若林弦くんです、ゲンです。
ゲンのオヤジさんも野方駅からちょっと離れたトコロで“おしゃれサロン ヤング”という理容店を経営しています。
父親と同じ稼業ということで、境遇は似てるといっちゃ似てます。
高校の頃はオヤジさんの店で、現在はゲンさんの店で髪切ってもらってます。
いつだったかしら、1000円でカットしてくれる店に入ったんだけど、もちろんコミュニケーションなしで、なんだか味気なかったなぁ。まぁ定食屋じゃないんだから味気は別に関係ないんだろうが。
ゲンの店で髪切ってきました。こんどのお仕事はインテリヤクザみたいな役です。
友達なので、わりと細かく注文することができていつも助かります。でもインテリヤクザの髪型ってどんなんだろうね?
もう一枚の写真はゲンの長男のヒビキ、三歳。
阿波踊りで一緒でした。たまらんね、Jr.は。オレにもいつか子供ができたら、ヒビキに切ってもらおうか。

2007年8月30日木曜日

阿波ダンサーの役 いつの日か

こないだ高円寺の阿波踊りに行って参りました。
人だらけで、びっくり。
阿佐ヶ谷生まれ、阿佐ヶ谷育ちの僕は、七夕祭りがメインだけど、お隣の駅の高円寺は阿波踊りです。
全国的にも有名みたい。東京の阿波の踊りですが、関係ありません。
高円寺の駅の周辺を、同時にいろいろなチーム(~連、という名称)が、ねり踊り歩いててものすごい盛り上がり。
“びっくり連”というチームがありまして。そこに所属している高校の同級生の踊りを見るため、苦手な人ごみをカキカキワケワケしてきました。
親戚のおばちゃんにもらった白い薄手の着物をパシッと着てね。やっぱいいよ着物は。
男は、粋な気分に。馬鹿だねー。
とはいえ、一体あいつらどこにいるんだよ、と不安になってきた。ぶらぶら歩いているうちに、南口のPAL商店街のあたりでインターバルの彼等とちょうどばったり。
“これから、どこで踊るの?どこが穴場スポットなの?いま話しかけていいの?なんで、こんなに人だらけなの?”
阿波踊り見物の初心者はいささか混乱気味だったので、突然の仲間との遭遇にすごく安心して、色々ぶちまけました。
いろいろ聞き込みして、びっくり連がやってくるメインストリートを先回りして待機。待機といっても、穴場スポットなんてどこにもない。
雀荘の階段を2,3段上がった所でつまさき立ち。途中で生ビール、氷結など呑みながら。
やがて・・・
おー、来た来たぁ~!待ってました~!
階段降りて、人ごみへ突撃。肩入れ蟹歩き牛歩戦術大作戦。
“すいません次のチーム、友人がいるんで前で見たいんです、どうかどうか、ちょっとだけ・・・”とじわじわとベストポジションへ。話せばわかってくれた、ありがとう。
細めの江戸張の提灯をブンブンしながらぐんぐんやってきた。
びっくり連は他の連の女踊りの艶っぽさとは対照的でいて、かつ他の男踊りよりも、よりバンカラな男くさい、そしてケレンミのある・・・、何というか格好よかった。連によって、ぜんぜんカラーも振り付けも違うんだが、友達関係なく一番の好みだった。
こいつらも一年に一度だけだが、最高の舞台を味わってやがんな、最高の顔してるぞ。いいなちくしょう、俺も踊りた―――い。
ナベー!子供ができても飲み会来いよー!
ガキー!間違えても間違えた顔すんなー!
リコー!演奏もっと楽しめー!

みんな、輝いてる、うらやまし。あ、うらやましいだと・・・。やっぱ僕も出たがりの人間なんだな。

2007年8月18日土曜日

こちらエノキのポーク巻きでございます

おととい、シアターテレビジョンの情報番組のゲストで『欲望という名の電車』の宣伝をしてきました。
パーソナリティが最近解散した劇団Team発砲B-zinの看板女優の小林愛ちゃん(写真右下)。
実は10年くらい前、愛ちゃんとは同じバイト先でした。六本木のミッドタウンのすぐそばのちょっと洒落た串焼き屋。
当時、仕事があまりなかった僕は、この店でバイトして生活してました。
僕が焼き場で、愛ちゃんがホール。
俳優の夢を抱きながら、コツコツの日雇い。
そんな思い出がいっぱいのバイト先に、久しぶりに訪れて、そこで取材しました。
なにも変わらない店内。若かりしあの頃を思い出します。
ここのオーナーが、アリスのドラマーだった矢沢透さん(写真右上)。そんな方だから、バイトのみんなに対して理解があったんだと思われます。

これ読んだ方、一度足をお運びになってみて下さい。いろんなオリジナルの串焼きを備長炭で本格的に焼いて召し上がってみてほしい。エコ贔屓でなくて、本当においしいから。
この日も久しぶりにごちそうになりました。うまかったなぁ。

人手が足りない時は、ヘルプで呼んでくださいね。


お店情報

阿雅左(アガサ)
03-3470-2234
※六本木ミッドタウンの交差点の傍のペットショップの6F

2007年8月17日金曜日

すけだち 事後後後報告

おかげさまで すけだち 無事に終わりました。
といっても、日付が変わってもう3日たちます。ご挨拶おくれました、すんません。
今回もたくさんの方々に見ていただき、なんせコマ劇場なんで、たくさんです。すけだち見に来て頂いた方々にあらためてお礼申しあげます。
ありがとうございました。
そして、略文で失礼致しますが、全てのキャスト、スタッフに感謝申しあげます。
みんなのおかげで、数え切れないほどの、思い出がいっぱいできました。もちろん、いいことばかりじゃなかったんですが、乗り越えて、打ち上げで美味しいビールが飲めたんです。これだよ、人生は。カー、うまっ!
今 回、チーム内ではもう中堅的な立場だったんで、未熟ながら、いろいろと後輩にお節介なアドバイスを初めてしたかなぁ。それは、僕自身も先輩に言ってもらっ て嬉しかったことが沢山あったから。そういう意味でも、とても自分を試されてた、公演でした。うん、まぁ、やるだけのことは今回もやれたかなぁ。
なんだかんだ、結局いいチームなりました、おかげさまです。
千秋楽が終わると、散り散りになるんだよね。カゲロウみたいに。儚さがまた美しかったり。一期一会の醍醐味だったり。
打 ち上げが終わったのが、翌朝7時回ってました。それから毎度のことですが、ぶっ倒れてました。トイレに行くだけでヨイショ、イテテ、みたいに。体は正直で す。きれいに云えば、精神が肉体を越えていたんですね。幸いオフだったんで朝帰りのまんまゆっくり体を休めることができました。

おつかれさまでしたー

2007年8月13日月曜日

舞台の成功を祈り、上にも下にも参ります


コマ劇場のエレベーター特集です。

楽屋口入った所に、由緒正しきエレベーターあり。
写真のエレベーターガールはカサマツさん。
僕の楽屋は二階です。登場シーンは奈落の地下二階。舞台に登場したり、舞台から引っ込んだり。お客さんの見えないところも毎日毎回、裏舞台の模様があります。
早く着替えなきゃならないヒト、ちょっと階段が疲労に響くヒト、様々ですが、そこにあるエレベーター。僕もだいぶお世話になってます。計四階だし。
このエレベーターは、コマ劇場の裏方さんが手動で操作してくれてます。劇場ができて約50年。このエレベーターも、ともに歩んできたみたいです。
そういや、ちょっと前にエレベーターのセキュリティー問題がだいぶん取り上げられてましたが、ここのエレベーターに限ってはそんな問題は皆無だったんだろうなぁ。
冬、東京が何十年ぶりの大雪で、ツルツルコケてるニュース番組を北国の人々がクスクスして見てるくらい、ここのエレベーターにとっては、そんなことはたぶんあり得なく、いろんな意味で、揺るぎない日本一のエレベーターだと思いました。
実際、このクラシックな型のエレベーターが運転しているのは全国で唯一ここだけらしく。
あと、昭和の輝かしい時代、美空ひばりさん専用のエレベーターだったとか聞きました、聞いてしまいました。
これ聞いちゃって、時代の移り変わりのせいにもできず、今まで随分フランクに利用してしまった、と少し立ち止まりました。エレベーターの中ですので、立ち止まるしかないんですが。
見れば見るほど、聞けば聞くほど、うへぇ~となるエレベーターです。
文化遺産に登録できます。情熱大陸もいけそうです。
交替でエレベーターを動かしてくれてるキクチさん、マキさん、ウスイさん、ヨシカワさん、千秋楽まで、どうぞよろしくお願い致します。

やっぱ凄いよコマ劇場。

2007年8月12日日曜日

鬼太郎が見た玉砕

いま すけだち 本番 終わりました。
えー、ギリギリ直前の宣伝でございます。
10分後にNHKで、終戦スペシャルドラマが放送されます。
とってもいいシナリオで、香川さんのお芝居も とても見所です。
こんないい作品に参加できて、嬉しかったなぁ。
あ、2分過ぎた。このブログの宣伝はほぼ意味ないなぁ。
とにかく一人でも多くのヒトに見てほしー!

2007年8月10日金曜日

コックの背中にアハハのハ

コマ劇場に飲食店街があります。かなり穴場スポットです。
フライキッチン峰 はそこにあります。
安 くて、いろんなフライがあって、ゴハンおかわり無料です。そして、昔からある懐かしい雰囲気で、カウンター前のキッチンで、50歳は軽く越えてるおじさん が三人で料理を作ってます。なんか、チャンバラトリオかてんぷくトリオか、昭和のトリオって感じで、なぜかとても和みます。
僕が座った二つ隣りの 席には、ビールのんでずーっと喋ってる一人のお客がいました。常連のヒトらしい。だいぶ酔ってますね。“大久保病院いいよ~”とか言ってるんだけど、トリ オと、パートの中国人のお姉ちゃんは、ほとんど、聞き流してました。きりがないんでしょうね。一番耳に残ったのは“なんでお金でこんな苦労すんだろね、ア ハハハハ~”でした。
オススメのお店

2007年8月5日日曜日

祝 すけだち 初日

いやー なんとかなりそうだ。さっき公開ゲネが無事に終わって、これからいよいよ『すけだち』の初日公演です。手応えバッチリ!
いいねー、あー、ワクワクしてきた。ん、本番まで、まだ時間あるなぁ。ひと眠りしよ。
ガラガラっと楽屋の窓を開ければそこは新宿歌舞伎町。…うーん、コマ劇場だよ。
ちょっとだけ寝ます。
おやすみ