2006年12月26日火曜日

うぃーうぃっしゅ

24日、稽古場に浅野ゆう子さんからケーキの差し入れをいただきました~。こういうイベントは大事なんだよなあ。下手すると、稽古場だけの生活で浮世離れして、暦すらどーでもよくなる時があるから。しばし世間と同じノリ、必要だ。

2006年12月22日金曜日

借りて帰って寝て起きて なんで 借りたの えっ、オレが?

うーん、ちゃんと見れるかなあ、たしかに今この瞬間、ミタイミタイで棚から抜き出してるだけの無謀な男。1週間は7日間。そして数えると7本以上…。うわー、 オヤジ狩りじゃなくて、オヤジ借り。節操ナシ。 でもこのヒトトキはわりとキライではないんだよねー。なんか実感するのよね、“あー、自分の映画の好奇心 はちゃんとこんだけあるんだなぁ”と。けっこう楽しい。でも、たとえば、『バグダッドカフェ』とか 『オールドボーイ』 なんか、たまたまだけど、何度も借りてるんだけど、未だに見てないんだよね。店員の間違った見解では“好きなんですね、この映画、フフッ。”だろう。
でも最近むちゃくちゃでチョイスした中から、ヒットしたのが有りました。
『Alfie』 ルイス・ギルバート監督、ソニー・ロリンズ音楽、マイケル・ケイン主演。1965年、イギリス映画。、
も う、かっこいい、主人公扮するマイケル・ケインのアルフィが。 この映画は、ものすごく男目線の作品であり、そこのベクトルが・情けないベクトルが真っ直 ぐに突き抜けているテーマの映画。男がみれば、ウンウン。女がみれば、ノンノン。それぐらいハッキリしてたかなぁ。僕は男だから、ウンウン。なんか突き刺 さったような、ウーウ―。
サントラもカッコいいなぁ、なんだこのJazzって思ってたら、ソニー・ロリンズかよ、どーりで。真っ先にネットの通販 でサントラアルバムを検索して購入しました。数日後に届いてすぐに聞いて、ひゃー、しびれるー・・・、と感じそうになったんだが、よくよく聞くとどうもな んか違う気がしてならない。聞きながらジャケットをよく見返すと、そこにはなんと、ジュード・ロウ。ん?!と思って歌詞カードの解説を読んだら、最近 ジュードさんがリメイクで主演したサントラだということがわかりました。ふぅーん、ジュードさんのアルフィーかぁ…。うーん、と思いながら、でもこれはこ れで、ミック・ジャガーの歌声とかで充分聞き応えがある。
でもでもやはり、ソニー・ロリンズ版のサントラの注文をやっぱりしました。

さすがに、ネットで調べてた時は、邦楽POPSのTHE ALFIE(~悲しいねサファイヤnight!)には間違えないように気ィつけてたんだけどね。

2006年12月17日日曜日

ONEPIECE 44巻

ずいぶんと子供の頃は漫画を読んでた。中学・高校時分には、ちょうど週刊少年ジャンプの黄金期で毎週月曜日が待ちどおしかった。キン肉マン・北斗の拳・ドラゴンボール・スラムダンクなどなど、ここでは数え切れないくらいの、バケモノ的な名作が連なっていた。そのせいか、その反動なのか、いつしか漫画をぱった り読まなくなっていた。舌が肥えすぎたとでもいおうか。
ONEPIECEを知ったのはかなり前だったんだが、ふーん、面白いんだ、へぇーという程 度。どうせあの頃の興奮は越えられないだろう、と思ってました。去年、あまりにも評判を、近しい友人や先輩から聞くので、まさに、だまされたつもりで読ん でみました、ハイ読みきりました!ハイだまされました、いい意味で!当時、すでに30巻以上コミック化されてたんだが、もー、ぶわぁーっとね。あんなに泣 き笑いするなんて、大のおとなが、おっさんが。漫画喫茶でえぐえぐ大泣き。北斗の拳で山のフドウが死んじゃうとき・スラムダンクで三井の“安西先生、俺バスケがしたいです。”って崩れたとき。それらを彷彿させるくらい、感動シーンがテンコ盛り。
今日も最新刊44巻読んで、恥ずかしながら、相当泣いた。まさかまさかメリー号が・・・。そう来るとは思わなんだぁー(涙)

2006年12月14日木曜日

酸いも甘いも新宿も

好きな東京の街はまずは新宿。私は東京の阿佐ヶ谷で生まれ育ったんですが、中学生くらいからか電車で15分ほどで着く新宿にはよく繰り出していました。もちろん繰り出すといっても歳相応の、その時・その時分のいろんな青春を味わうような、毎回、自分は自分で虚ろいでいくだけのノリなのに、いつも気付いてたら 歩いてた。時には皆で、時には二人で、時には独りで。振り返れば数々と浮かび上がる思い出。新宿君との付き合いは何かしら、いちいち有るのです。
特に個人的には歌舞伎町とか大好きでね、あのごちゃごちゃした感じがね。あの辺りはかつて、戦後の闇市で活気のある一帯だったらしく、その歴史を知ってなんだかすごく納得もできたし。
ヤクザ・ホスト・風俗・無料案内所・パチンコ・映画館・マンガ喫茶・コマ劇場・中国人、黒人・ドラッグクィーン・なんちゃってヒップホッパー・バッティング センター・ゴールデン街・花園神社・プチぼったくりの店・たまーの発砲・つぶれた風林会館・深夜営業の下着屋とか花屋・カラオケどうすか兄ちゃん・最近少 ないぞ頑張れチーマー・ラブホテル・リンリンハウス・新宿区役所・トンカツのすずや・ホームレス・平成の赤ヒゲ診療所・ドンキホーテ・怪しいDVD屋・警 視庁24時!
なんか、もともとそういう意味でユカリのある所なんだろうが、とにかくいま例にあげただけでも盛りだくさん、ごった煮鍋。まさに闇 鍋。かなりのエキスでパワフルな素材。スゲーな人間。これが、ヤダ、まさかもしかして、よく謂われてる人間の尊厳なのか?この街を歩くとたまに感じる。理 屈じゃなく、遮二無二に生きて・活きてる群像は、がむしゃらだし、ある意味“らしい”から、美しい。大袈裟にいえば、原点回帰のできる、世界的にも珍しい、スゴい街、きっと。

先日は北九州の小倉(写真)で呑んでました。少し小倉駅から離れたホテルからタクシーに乗って、“運転手さん、繁 華街。にぎやかなトコロ、お願いします!”ってな感じ。目指すはネオン。“この辺りですかね”で精算、降りて見回して、うん、いいねー! よかとよ、ばってん小倉の繁華街ばい、せからしかー!
なんか、とりあえずの安堵感。
そういえば義務教育のころ、よく云われてたな、夏休みの注意事項。“繁華街に行くべからず”みたいなオフレを。
でも僕は逆に色々おもしろいことを学んだんだけどなぁ、なんかわからん本質的な何かをさ。
ビバ、繁華街!

僕です

め ほそっ
かお ながっ
無精髭 不潔ッ

文句なしッ 俺!

和田誠さんありがとー

2006年12月11日月曜日

やっぱり 新作っしょ スリリングー

今日は、こまつ座の舞台の稽古初日でした。チラシもでき上がり、和田誠さんのイラス トという昔からの念願もかないました。川平さんのイラストを見て、“この右腕、関節ないっすよ、大変な役ですね”とか“ユキヤの口の中はいつも真っ白だ。 泡か?歯か?”とか言い合って、交流を深めてました。稽古初日というのは、わりとみんな、悪く云えば猫かぶるというか、かわいく云えばシャイというか、日 本人節が出るというか、なんか緊張した雰囲気だったりします。でもなんか、すでにどっしりと落ち着いたアットホームな空気だったような、勝手に和んでたの は自分だけかね?
さっそく歌の稽古があって、みんなでワーワー、ギャーギャーしてたら、歌唱指導の先生に、皆さん濃いですねェ~、とお褒めのお言葉をいただきましたー
よし、役者は揃ったー! あーん、楽しみ!

2006年12月9日土曜日

目覚ましい活躍ぶり

うあー、すいません、すいません。
二日酔いでホテルのフロントに起こされて、急いで荷造り。衣類圧縮真空袋なんか使用するユトリもない。部屋で凄まじい反復横飛びに似た俺の動き。スーツケースになげこむなげこむ。のっかるのっかる。独りぼっちの運動会。意識をするのは何よりタイム。いつか自己ベストとワールドレコードを比べみたい。オレって スゲーと前向きに、ポジティブに、世界に照準あてながら。
チェックアウトを無事に済ませ、タクシーへ。駅の構内で切符きっぷ。みどりの窓口で並んでる時、そのうち一つの窓口で、ものすごい膠着状態の客がいる、必ずどっかの窓口はきまって必ず!日本はそんなにでかくない。いったいどこまで行きたい の?どんな注文つけたのよ?“海がみたいわ、ただし岬の先っちょで”“どこかしら、あなたのふるさと訪ねたい”“お腹がすいた、スープ!スープ!”
そ れからお土産買ったりブラブラと。なんか聞こえるベルの音。まさかと思えばそのとおり。手にしたパンパンのスーツケースの中から聞こえてくる。朝が苦手な オレを飛び上がらせてくれるほどの目覚まし時計。ホントうるさいんだ、コイツが。なぜいまこの時この場所で…。躊躇なんかできるヒマもなく、すぐジッパー に手をかける。あけた瞬間、さらに響き渡るジリリリリリー!、と同時にボロボロッとこぼれでる、荷物。うひゃー!

2006年12月7日木曜日

ネクタイ奮闘中

なかなか背中で表現はまだまだ程遠い感の衣装のスーツを着た俳優、北村有起哉。

2006年12月4日月曜日

主演 なんでや兄ちゃん

また、餃子の王将に行ってきた。牛丼屋とかでもそうだが、客のカウンターに囲まれて、炒めたり、盛り付けしたり、皿洗ったりして目の前の厨房そのものが舞台に見える時がある、しかもわりとよくそれを連想する。彼らも見られてパフォーマンスしてる、たぶんぜったい。俺もそんな類いのバイトをしてきたからなんだろうか、勝手に想像するのは。
こないだの王将は、客もまばらで役者たち (従業員たち)もヒマそうだった。揚げ物担当の若い兄ちゃんがなんか不機嫌そうで、周りの先輩たちが、ぎこちなさそうになだめてた。 何かあったんだな、そして、でもこの兄ちゃんは歳のわりには、この劇団で信用されているようだぞ、とビールを呑みながら思った。“~まぁしゃあないやん か…”“そないなときもあるし…”共演者たちのセリフがチラチラ聞こえてくる。でも主役の兄ちゃんは頑なに“なんでや!”みたいなことをブツブツ。かなり 理不尽なことでもあったらしい…。客の俺は舞台にくいつく、餃子にも食いつく。あまりにも勝手な想像と解釈だが舞台『餃子の王将』は続く。
こっち はこっちで呑み食いしてるのだが、しばらくたっても、物語に発展性がなく、だらだらと“まぁええから”“なんでや!”をひたすら繰り返してた。だんだん客 の俺は飽きてきて、つまらなくなってきて、酒もまずくなってきた。芝居は暗く陰気なテーマだった。後味悪く2000円くらいの観劇料を払い店を出た。
そ して、また今夜、性懲りもなく、再び同じ劇場へ。客は大入り満員。オーダーでコールが飛び交う中国語。皿洗いさんも、麺ゆでさんも、レジちゃんも、てんて こまいだった。そしてなによりも、なんでや兄ちゃんが、たぶん皆と同じくらいのテンションで頑張ってるだけなんだろうが、前作を知ってるだけに俺はやはり 一番輝いているように見えてしょうがなかった。ちくしょう、なかなか目がキレイじゃん、見直したぜ、いや、だまされたぜ、揚げ物兄ちゃん。
よし、じゃあ、俺にとびきりの鶏の唐揚をたのむわ~、あとビール!ゆっくりタバコに火を点け、大きく吸いながら、今日の芝居は随分にぎやかなになりそうだなと、煙をはいたら、“ハイ唐揚げおまちどぉー” ぷふぅ、はやいーっ!

2006年12月2日土曜日

夢か現実か紙一重

バス停でバスを待ってました。
やー、向こうからやって来た来た。
次第に近づいてくるバスの行き先を見ました。
あら、違う方面だわ。
一歩下がって“チガウチガウ”と大きくアクションしました。
なのになのにバスは止まってしまいました。なんで!?乗らないよっ!
すると乗車してたオバチャンが降りてきました。
…呆然。
バスは出発し、遠ざかっていきました。
それからオバチャンも遠ざかっていきました。

それだけの夢をみました。

2006年11月30日木曜日

ケータイ厄年

ケータイが調子悪くってね、まだ新しく買いかえたばかりなのに、ひどいのよ。電源は 入ってるのに液晶パネルが真っ暗なの。もうお手上げ、もちろんメールもできない、電話番号も覚えてないからかけられない。なんだよこれ~!って何度も電源 入れ直してもダメ。ちょっと乱暴にバシバシっと気合い入れてあげたら、ぼーっと明るくなって元に戻った。おー。つかないテレビもバンバンやったり古来より 伝わる伝統的な手法。やっぱり愛情があれば、多少の暴力もいたしかないのかも、どうですかね教師方々? ひと安心して、またしばらくして使おうとしたら、画面が今度は緑を基調としたヘドロ色に変色してた。…。待受画面や他の画面はなんとか見えるんだが、あま りにも汚すぎの液晶。聞いたことはないが、ケータイがウィルスにやられたらこんな感じになるのかも。むかし理科の教科書で見た微生物、ゾウリムシとかミド リムシとかカドミウム(これちがったっけ?)とかを拡大した様子にも近い。僕のケータイは教育的シドーで、さらに非行に走ってしまった。ごめんなさい、た しかについカッとなりました。

2006年11月26日日曜日

エスカレーターで写メールはまずいからNO PHOTO

京都は観光客でいっぱいです。外国人もたくさんいます。京都駅もすごい人でした。エスカレーターにちょっと注目。
み んなも知ってる、いつのまにか決まってたエスカレーターのルール。左右半分ずつで足を止めるヒト群と、階段登っていくヒト群。自然にうまれたキマリ、野性 の本能。エリアによってはこの立ち位置が逆になる。京都駅はいろんなヒトがいた。だからエスカレーターがなんか混沌としていた。右側に止まってるヒト、左 側に止まってるヒト、二列のおばちゃん、真ん中に独りの外国人。蛇腹模様にも似たヒトの群れ。エスカレーターが開発されて、駅や街に普及し始めた頃はきっ とこんな感じだったんだろうなぁ。

2006年11月25日土曜日

こっちの王将はやっぱ違うね

せっかく京都に来てるのにねェ、まあ仕事で来てるんだからしゃーないけど、秋だからさ、しかも古都の秋模様がすぐそばにたくさんあるんだがね。でも仕事のノリだと、どうもそういうゆったりモードにはなりにくい。もっともっと野生にかえりたい。せっかくきれいなモミジとかイチョウなのにさ。なんか大袈裟に云えば やつらに申し訳ないかもなあ。
夜、ほろ酔いでぶらぶらするのは、くらーいアーケード。暗いなあ、飲み屋ねーなー。寒いなー。あっ、餃子の王将だ、うわ24時間営業! さすが発祥の地(?)、ステキ!
熱燗ちょうだい、あととりあえず餃子。  う?なに、何枚かって?餃子が? さすが発祥の地(じゃまちがいねー!)。
…1枚で。(そりゃそうだろ)

2006年11月16日木曜日

最期にお目にした時は、仙人のようでした。

このまえ、なんか急に房総半島に行ってみたくなったんですがね。
鈍行列車に乗って、ただただ揺られっぱなしでした。仕事であちこちは行ってても、ほとんど新幹線。たまに横文字系の特急とかで。のんびりの各駅停車なんてもしかして相当乗ってなかったかもしれない。
外房線にしようか、内房線にしようか、どこで下車しようか、メシどうしようか、宿どうしようか、
手 ぶらの、まったくの無計画で、ふら~っとしてきました。ほんとトロトロって感じで。日も暮れて、だんだん、止まる駅止まる駅はどんどんかなり何も無くて、 おいおい大丈夫かよこの先…と少し不安になりましたが、それでもなんとか、わりとひらけてた御宿という駅で降りました。どうもサーファーがよく来る浜辺で 有名らしく、素泊まり宿がたくさんあったので、とりあえず安心。
前料金で3000円。やすっ!
四畳半、風呂・トイレ共同
テレビ一台。つかねー、うわっ、100円で一時間、懐かしっ!
充分です。秋ですし。

『生活の柄』
秋は、秋からは、浮浪者のままでは眠れない。夜空の下では眠れない、陸をひいては眠れない。寝たかと思うと、またも冷気にからかわれる。
by 高田 渡
永遠なれ

2006年11月10日金曜日

クラシック音楽 バロック

先日、吉祥寺でブラブラしてた時に、だいぶ前にふらっと見つけたクラシック喫茶を思い出して、探してみました。あったあった、そのまんま、あのまんま。灯りはついてたんだけど、ヨルの11時頃だったので、そろーっと、入ってまだ営業してるか尋ねました。初老のおばさんがひとり。
“あのう、10時までなんですが…”と云われたので、帰ろうとしたんだが、“どうぞどうぞ、お水でよければ、少し聴いてって下さい”と優しく声をかけてくれたので、お言葉に甘えてお邪魔させてもらいました。
ドウ゛ォルザークの新世界、指揮がフェルト・ラングラー…、やだっ! もー、一気に引き込まれた、そりゃ引き込まれるし。
私語厳禁のこの店は、もちろん音響設備はちゃんとしてる、なんかいい感じの真空管のアンプもあるし。
酔 いながら、旋律を聴いてるうちに、ダーッと流れる目からの液体。クラシックは俺にとって弱点です。だから構わずに、理屈では染められない透明のヤツを ダーッといきました。そんなにクラシック詳しくはないんだけどね。でもベートーベンなんかワーッと聴くとモギャー(のだめカンタービル?)ってなるし。時 には、聴くのを気をつけなきゃと思うくらい、もしかして危険なくらい好きなのかもしれない。
水を飲みながら、タバコを三本ほど吸い終わったころ、そろそろという雰囲気になったのでオイトマすることになりました。タダで音楽ごちそうになったので、また営業時間内に改めて…、なんてお礼を伝えました。
お ばちゃん曰く、“うちはもう、定休日が週に2日もあるけど、それでも営業すればするだけ赤字になってしまうから、商売気なしでやってるんです。いつ店をた たんでもいいんだけど、先立った夫が手作りで最期まで大切にしてた真空管のアンプが、まだちゃんと元気だから辞めようにも辞めれないのよねェ。アレが壊れ たら、私もやっと引退できるんだけど…”

…うわわ、映画みたい、オシッコジョー!。
なるべく壊れないでほしい、真空管のアンプ、切に切に願う。
思いの方が強すぎて、商売気のないこだわりの喫茶店はもはや文化、こんな店ほど頑張ってほしい、みんなにも味ってもらいたい、あの空間を。

2006年11月2日木曜日

あしたもっと腫れてんな

酔っ払って
始発の電車へ
駆け込み乗車
ところが手前の階段で
豪快にコケタよ愉快にさ
あー、いて、コレなんだ、つき指かよ
うあー、でんしゃ行っちゃったじゃん


ホームで電車待つのも寒くなってきたなあ。
冬もそろそろボチボチくんだな

2006年10月31日火曜日

長州ファイブ

先日、映画『長州ファイブ』の宣伝活動のため、山口県に行ってました。全国に先駆け て県内の映画館で先行ロードショーをするにあたってのキャンペーンです。作品が無事に完成し、これまでにイギリス大使館の特別試写会などでせっかく招待し てもらっていたのに、なかなか都合がつかず、ずっと僕を除いた長州フォー(4)だったんだが、今回やっと参加できて、ようやくファイブが揃った次第です。 映画館を3つほどまわりましたが、どこも満員御礼でとても嬉しかった。つーか内心、この町にこんなにヒトがいるなんて、とびっくりした。
実は僕自身まだ作品を観ていません。だからエラソーなコメントはできないのでは、と普通は思われるかもしれないけど、いーえ、全然、堂々と云えます。“おもしろいからぜひ観て下さい!”と。
つ い最近まで、やってた東京国際映画祭で「ある視点」部門で選ばれました。オメデトーん。あ、この時も長州フォーがレッドカーペット歩いてきてくれたらしい んだが、「ある視点」ってのが、やっぱりひっかかりやした。いや全然もちろん光栄なんですが、“ある”視点ねェ~と思いまして。いつ? どこで? だれ が? だれと? どんだけ? こんだけ? 焼酎は? 芋? うすめ? 終電何時? え、帰んの!?
ちょっと脱線しましたが、“ある視点”ってのはたぶんそんだけ広い視野、解釈ができるような気がします。
“ない視点”部門はさすがにないだろーね。

2006年10月25日水曜日

くらッ テレビ塔

名古屋の早朝
終わった とりあえずゼンブ無事おかげさまで終わりました。 お疲れさま おかげさま、今回もおかげさまでした。ヒトリでブラブラしてます。余韻を独り占めです。ちょっと歩けば、テレビ塔。
ありがと、なごやドラゴンズ。
やっぱり頑張れファイターズ!2勝1敗
本当に今回の公演はいろんなことがありました。なんだかなんだかいっぱいの盛りだくさん、ありがとう。
タツヤ、トモコさん、こーたろーさん、横田さん、タータン、サガワさん、タムラくん、ヨーコ、壷持ってくれてた娘、ガシャガシャの兵隊の青年。そして何と言っても雨ざざ降りコロスの 方々。アポロンももちろん。
ニ ナガワさん、演出部さん、訳してくれたヤマガタさん、ドンドン、チリチリいろんな音を奏でてくれた方々、照明さん、衣装さん、ヘアメイクさん、特殊効果さ ん、音効さん、ウランさん。チケットで苦労してくれてた制作さん。そして、東京、大阪、名古屋と活動させていだだいた劇場さん

ありがとう!
かーッ、終わった。
終わっても、もう 新しい朝焼けが俺を照らしやがる。
お疲れさまー
ユキヤ

2006年10月17日火曜日

わざわざ

おかげさまで大阪公演も無事に千秋楽を迎えることができました。ちょうどマスコミをお騒がせしてしまった最中だったので、やはりなおさら気合いの入った期間でした。入りすぎで空回りした回もありましたが、うわわ、みたいな。
そ して今回の公演で、舞台ってのは本当に生なんだな、とさらに痛感させてもらいました。野球で日本ハムが優勝しても、北朝鮮が核ミサイルの実験をしても、同 じ作品を同じスタッフで同じ役者で同じセリフを言う。なんか凄いなぁ、と改めて感じました。以前に父親から聞いた話で、地下鉄サリン事件のヨルに公演を うってたが、さすがに役者陣もそして観客も、なんだかソワソワぎこちなく、妙な気分だった、と言ってました。それはそーかもなー。そういえば自分も、デリ バリーのバイトしてて、なんで俺いま時給稼いでんだろ?と思ってたし。二十歳のころ俳優養成所で先生が言ってた。銀行員と俳優と、いなくなったらみんなが 困る職業はどっちだ?というラフな問いだった。うん、ミモフタモナイ。なるほど、なるだけ信じて突っ走るしかないな。

つながってないようで自分の中ではつながってるコメントでした。

2006年10月11日水曜日

生声

私が携帯を紛失して、プライベートの画像が流出してしまいました。水野美紀さんと交際をしてても、してなくても、一女優のイメージをけがしてしまったことが事実です。数カ月まえ、彼女が独立して、あえて小舟に乗り換えて再出航していき、さらなる航海に挑戦して頑張っていこうとしている姿勢に、女優として以前に人として、今どきこんなにたくましい人はいないぞと感じ、私は惹かれました。この人と切磋琢磨できそうだ、一緒に頑張れるぞと思ってました。しかし今回引き起こしてしまったのは女優としての彼女の足を引っぱってしまったという事実。 自分のだらしなさを責めるよりも、まず水野さん自身に、ご親族、ご親戚、そして事務所の方々にお詫びを申し上げたい気持ちでいっぱいです。そして今回の件に対してのマスコミへの彼女の毅然とした対応に救われました。これから、当分のしばらくは、やはり不安にさせてしまったままかもしれませんが、それでも彼女のさらなる活躍を祈り見守っていきたいと思っています。もちろん私もそのぶん、頑張っていかなければと、ひとりの人間として固く決心しました。

これからもどうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします。
北村有起哉

2006年10月5日木曜日

とりあえず、『走れメロス』を読み返せ

オレステス東京公演の最後の週に、父親が見にきてくれました。
そのヨル遅く に電話がかかってきた。俺の芝居へのダメ出しだった。役者を志してやっと10年経ったが、こんなことは初めてだ。いや、人生においても、いままで自分の進 路に関して何一つ云わずに黙っていたから、生まれて初めて、親父から息子に小言を、大先輩から後輩にアドバイスを、そんな内容の電話でした。
その 内容を細かく思い出すよりも、まずやはり驚きの余韻が未だ有り、そこからやってくる感謝の気持ちでいっぱいです。親父は俺に、簡単に言えば“オマエはそん なもんじゃない筈だろ、そんなタマじゃない。親父の俺が云うんだ、間違いない。ムスコよ、もっともっと頑張れる筈だ、理屈じゃない、とりあえず、やれ!”
今 日という芝居がすべていいワケがない。そのことを常に心がけて取り組んでいたはずの自分だが、さらに厳しく、心強く投げかけられました。親父と息子の思い 出は自分にとって皆無に近かったのだが、この電話からのメッセージは先輩からとしてではなく、それ以上にある親父としての声だと感じ聞いていました。
初 めてかもしれないという親父からの肉声。“芝居とか演技とか役者とか、どーでもいい、とにかくユキヤ、生きろ、もっと生きろ!”俳優としてはずっとずっと 下の後輩の俺は、聞きながら大先輩の具体的なダメ出しを真摯に受け止め、後輩として“ありがとうございます”と返事をし、その瞬間のヒトトキは息子とし て、親父の息子でよかったという念が溢れてきました。またさらにチューンUPしてエンジンが大きくなったかな、ならざるをえないし、・・・ハァー、と一つ ため息しても、あしたがあしたもやってくる!

2006年10月3日火曜日

東京千秋楽

おかげさまで無事に東京公演が大盛況でおわりました。やっぱりあっという間でした ね。今回の舞台は本番中に発見することがたくさんあって、どんどん自分の役が進化していくのが楽しいです。ほんとどうかと思うほど、初日からくらべるとだ いぶ変わった気がします。共演者のみなさんも、その一回公演で“生”を“Live”を大事にしてくれるので、一緒にやってても興奮できて、充実したひとと きを共有させてもらってる感じです。まだ大阪、名古屋と、芝居は続きますが、更なる進化(退化?)目指して頑張ります。

2006年9月21日木曜日

結局、何を伝えたいの?

ゆるやかに走る電車からの眺めで、一瞬目に入ってきた電信柱。その柱にべったりとくっついていた看板がありました。
“死亡事故現場” by警視庁
な んか黒文字で冷たく書いてある。ちなみに“死亡”は赤文字。んー、と思いました。なんでわざわざ、と。だって柱の付け根を見たら一目瞭然。そこには、枯れ た花束がくくりつけられ、缶ビールも置いてあった。これだけでじゅうぶんなのに。御遺族なのか友人なのか、その痛ましさを感じる供養に相反して、黄色を基 調とした看板の奴が冷静に屹立してるような、ものすごくバラバラな電信柱。ここでの事故はこの看板があるかぎりゼロか?
なんか“ぼーくは三丁目の電柱ですー”っていう唄を思い出した。

2006年9月20日水曜日

君に会いにいくよ

チョット どきどきした。 大都会の渋谷を歩いてたら、トンボが俺に飛んできて、長袖の腕にピタッと止まってしばらく、じっとしてたから。まさに 秋の到来をつげる使者。 そーっと携帯ポケットから出して、カシャっと一枚。 撮影が無事終了したら、すぐに飛んでった。
い ままでも、そういや羽蟻とか蜘蛛とか黄金虫とかてんとう虫なんかが、読んでた本に止まったり、サッシの隙間にうずくまってたり。あと、デートの時に飲み屋 か喫茶店か忘れたが、頭にちっちゃなアブラ虫がくっついてたり。そんなハッとするようなシチュエーションで遭遇すると、その瞬間に小さな生き物の呼吸を感 じるような、なんだかこっちの息遣いが慎重になる。あ、ゴキブリを退治する時もそうかな…。
カレラは突然、現れる。ま、虫は沢山いるし。でも教え てくれることがある。自分のコンディション。なにかにイライラしてたり、調子が悪かったりしてると、小さな虫が煙たく感じる。でも、心になにかゆとりを 持っていると、それが信じられないほど、“ようこそ”と受け入れる想いを抱く。突如やってくる小さなお医者さんは、自分のバランスを教えてくれる。やっぱ ユトリある暮らしがいいもんなあ。でも、ゴキブリがキッチンに訪れたときに、“よく来たね”とはさすがに今のところ言えないが。
“コオロギが便箋にとまった、失礼な奴だ~♪”
BOOMのこの曲のこのくだり、サイコー。

2006年9月14日木曜日

くらえ、割り箸、これでもか

先日、休演日まえの公演後にみんなでもつ鍋に行きました。次の日が久々の休みなので、ここは呑みだー。コロスのみなさんも、連日連夜、雨ニモ負ケズ、だ が、きっと相当に疲労もたまってたはずです。でも、まータフだね、コロスのみんなは。いや女性はたくましいといったほうがいいのだろうか。ほんとワイワイ ガヤガヤ賑やかで、頼もしく思いました。もう一軒はしごして、富士そばで春菊天に生たまご。 おー、東の空も白んできやがった、てやんでぃ。

2006年9月10日日曜日

生チョコバナナください

 今日はヒルとヨルの2回公演でした。昼夜の間の約2時間。みんなそれぞれ、過ごし 方がちがうようです。昼寝したり、読書したり。僕はわりと、散歩にでることが多いかな。地下の楽屋に下手するとずっといるはめになるんで、なんとなく外の 空気を吸いたくなるのです。今回のメークはやや軽めのナチュラルメーク。とはいえ、あくまで舞台向き、ましてや男32歳、独身。んー、と思うから、一応サ ングラス着用。化粧落として、またヨルにメークすんの、めんどくちゃいの。
 ギリシャ悲劇をついさっきまで、やってたのに、外に出れば、いつもと 変わらない渋谷の風景。たくさんのヒトの流れ、“現実”という当たり前の波に途端にのみこまれる。なんか不思議な感覚がいつもフッと横切る。さっきまで舞 台にいた僕は偽物(ギリシャ人だからなおさら)で、それを見届けてくれた人達が約800人。渋谷という大都市からみても、ほんの一部のマニアックなこと。 でも一緒に共有した時間は、やっぱり特別。うさん臭く云うなら“そのひとときは永遠”、キャーはずかしっ。
 富士そば食べて、クレープ食べながら、また再び楽屋に戻り、新しい特別の時間のために、僕はまたギリシャ人になるのであった。

2006年9月7日木曜日

オレステス初日

おかげさまで、初日が無事に明けましたー。一ヶ月の稽古を経て、終演後にお客さんか ら、拍手をもらうと、やっと安心してホッとできるのです。 あー、よかった。ともかく、とりあえず、よかったと。残り50ステージくらいあるけど(笑)、まぁたぶん今回もあっという間だな。終演後のロビー乾杯では ニナガワさんもご機嫌だったし。コロスの皆さんの笑顔も印象的だった。 それ以外のキャストも、もちろん、僕を含めて、どんどんさらに良くなって行くだろな。うん、今回もいいチームになるぞ、イェーイ。

2006年9月5日火曜日

オレステス 小屋入り

今日、劇場入りしました。 いやー、スロースターターの僕としては、ようやく “あぁ、やっぱり芝居やるんだよな―”と少し実感が湧いてきました。 NODA地図の『オイル』以来のシアターコク―ン。好きな劇場のうちの一つです。客 席からと、舞台上とでは全然“体感空間”ってのが違うんですよ。800席の客席も、舞台から見るとわりと、小さく感じます。最後列もすぐそこ、みたいな感 じです。パルコ劇場なんかもそうだけど、そういうズレのある劇場は演じてて、とてもやりやすいですね。
あー、ちゃんと、しっかりと、わくわくしてきた。 早くお客さんの前でやりたいよー。

2006年9月2日土曜日

蕎麦屋 1

蕎麦屋に行ったんだけどさ。 稽古終わった後に、一人でさ。
まだ暑いから、もりそばを、やっぱりたのみました。
わ りと、老舗っぽい店。  “とりあえず、瓶ビール”と云って、タバコに火を点ける。 隣の席の客(んー、同世代?)がスポーツ新聞読みながら、やっぱビー ル飲んでた。 俺はその新聞を見て、フツーに、他社の新聞が、この蕎麦屋にあるかどうか探す、当然あるつもりで。 でも無い。 あきらかに、おれの経験値 的にいっても、奴が手にしてる新聞は蕎麦屋のモン。唯一。だとすると、ちょっと  “はやく、よめ” “はやく、もどせ” “いーから、早くしろ”  “いーからもう、よこせ!”とイライラする。 
しかも、お待たせしました~、って奴が注文したあっついソバがきても、堂々と競馬欄あたりを見開きにして、ズズズー、ってしてやがる。 ちくしょう。 ちゃんと味わいやがれ、この老舗っぽいソバを! だから、その新聞手放せ、コノヤロ。 
あー、見たい芸能面が、あー、知りたい、昨日の試合結果が。

2006年8月29日火曜日

カピカピのヒカリモン

いやいや 呑んじゃたね先日は。稽古終わって、バーに一人で行ったんだけど、ふらっと軽くビール呑んで帰ろうと思ってたのに、…いたいた、知ってる役者友達が。凄い 久しぶりの再会に嬉しい気持ちがありながら、心の中の大半は“あ~あ、今晩は帰れそうもないや…”ってね。 いや、嬉しいんだよ、再会は。
案の定、おかわりー、おかわりー。大好きなラム酒のパンペロをロックで。気付いたら朝の5時。
な んかやっぱり俺を含めて役者友達って節操ないよなぁ…(あ!でも俺がだらしないだけか?)。普通の社会人はもっとケジメありそうだし。今回はそうじゃな かったが、以前、ベロベロで始発乗って山手線を3週くらいして眼が覚めた時はびっくりしたね。ラッシュなんだもん。急に世の中に対して背中向けたくなる。 でもまぁ、山手線はサイコー。安心して居眠りできるから。
そうそう、ちょうど1周がきっかり1時間なんだよ。高校の頃、バスケの練習試合の帰り に、山手線の網棚にバッシュ置き忘れて、新宿駅のホームで、その電車が戻ってくるまで待ってたことがあるから間違いない。ちゃんとバッシュ返ってきたか ら。まぁ、いかにも臭そうな履き潰したバッシュなんか誰も手に取りたがらなかったから無事に戻ってきたんだろうが。なんか回転寿司で何周も回っててカピカ ピのヒカリモンみたいな。雨期ならなおさらだよ。でも感動したなあ。部員たち巻き込んでの騒動だったから面目なかったけど…。さらにチームワークが深まっ た出来事!

2006年8月25日金曜日

愛をください、ズー

 稽古帰りの電車のホームで、また目撃してしまった。母親が子供を叱りつけている様子。母親は二十代後半、子供は小学低学年くらいか。
“気持ちわるいんだよ!”と罵っていた…。
こ れは、しつけなのか、そうじゃないのか、親の愛情なのか、どうなのか。なんだか胸がギュッとなる。親子関係、家庭事情など知る由もないのに、苦悩で泣くの をぐっと堪えている子供がかわいそうになる、勝手に。やっぱり僕には、母親がヒステリックに怒ってるようにしか見えなかった。
“気持ちわるいんだよ!”
少なくとも、そんなことはいままで、親に云われなかった気がする。云われてたら、子供心に残るだろうか? 云われなかった僕が幸福なんだろうか? ラッキーなんだろうか? そして怒鳴った親は後で後悔するのだろうか?
街中を歩いてても、たまに遭遇する、光景。父親にもなってない分際で、いちいち心地が複雑になる、勝手に。やはり、これも一つの、おこがましさなんだろうか?

2006年8月24日木曜日

俺捨てす 泡ね

 今年の5、6月にわたって出演した劇団新感線の舞台『メタルマクベス』のDVD副 音声録りがありました。出演者の何人かで収録した劇場中継を見ながら、わりと勝手に云いたい放題コメントをするやつです。僕はオレステスの稽古で(ちなみ に変換したら“俺捨てす”と出た)2幕からの出演でした。司会進行の粟根まことさん(ちなみに“泡ね”と出た)、松たか子ちゃん、冠徹弥さん、そして急 きょの飛び入りで森山未來くん。
 つい数カ月前とは思えないくらい、なんかフツーに見て楽しかった。自分の演技に対しては相変わらず、“顔、ながっ!”とか“目、ほそっ!”とか“よだれっ!”とかでまだまだ冷静に見れたもんじゃありませんがね。
  しかし、この公演中はよく呑んだなぁ。そういえば、連日連夜呑みすぎたのが祟って、東京千秋楽後はさすがにグロッキーになり、打ち上げにも参加できずに、 まっすぐ家に帰ったんだった。そうそう、かなり不本意だった。俺を除くすべてのキャスト・バンドチームは宴の最中でそのことを知り“バカすぎる”と笑いた て、酒の肴に一瞬なったそうです。飲み会、皆勤賞くらいの勢いだったのに、大事な打ち上げに限って…、なんかまた今、後悔の念が。

2006年8月22日火曜日

退職金? ナイナイ。

 先日、宝塚のある女優が、退団した。名前は楠 恵華(くすのき けいか)。実は高校の頃、バスケ部にいた時に、彼女は1つ下の学年でマネージャーをしてくれてました。高校卒業後に受験し、見事に合格。子供の頃からの夢 舞台で、十年以上活躍してました。昔からの仲間が同じ道で頑張ってる、これは特別な嬉しい想いでした。その彼女が、パッと宝塚を辞めました。こよなく劇団 を愛していた彼女は、30歳までおもいっきり楽しんで、すっぱり辞める覚悟をはじめの頃から決めていたそうです。
 終演後にお別れパーティーに出 席させてもらい、ファンたちに、関係者に、いままでの感謝の気持ちを一杯にあらわして、挨拶をしてました。あるファンからの“退団後はあらたな女優活動 を?”との質問に対し、“ありえません!”とスパッと即答。今後のビジョンがどうあるにせよ、一切続けないそうだ。彼女にとってのこの選択肢の消去は当た り前なのかもしれないが、やはり僕は潔いなぁと思ってしまいます。そして、この職業は定年もないし、やるのも・やめるのも本人次第で自由なんだと、あらた めて感じました。もちろん、いまのところ“やめる”ことは一度もよぎったことはないけど、続けていくからには、これからもますます…! という熱い想いを 秘かに、静かに再確認させてもらいました。
 のぞみ(←本名)、おつかれさん!

2006年8月18日金曜日

誰か!ほっといてください!by 朔

映画『僕の、世界の中心は、きみだ。』のCMを最初にぼーっと見てて、ん?と一瞬思った。『世界の中心で愛を叫ぶ』の韓国版と分かり、へぇー、タイトルそう来たか、と思ったのは僕だけじゃないはず。
なんか言葉遊びしたくなるよ。
 僕の、世界の中心は、きみだ。
 僕の、世界のきみは、中心だ。
 僕の、中心の世界は、きみだ。
 僕の、中心のきみは、世界だ。
 僕の、きみの世界は、中心だ。
 僕の、きみの中心は、世界だ。
 世界の、僕の中心は、きみだ。
 世界の、僕のきみは、中心だ。
 世界の、中心の僕は、きみだ。
 世界の、中心のきみは、僕だ。
 世界の、きみの僕は、中心だ。
 世界の、きみの中心は、僕だ。
 中心の、世界の僕は、きみだ。
 中心の、世界のきみは、僕だ。
 中心の、僕の世界は、きみだ。
 中心の、僕のきみは、世界だ。
 中心の、きみの世界は、僕だ。
 中心の、きみの僕は、世界だ。
 きみの、世界の僕は、中心だ。
 きみの、世界の中心は、僕だ。
 きみの、僕の世界は、中心だ。
 きみの、僕の中心は、世界だ。
 きみの、中心の僕は、世界だ。
 きみの、中心の世界は、僕だ。

あー、疲れた。なんかどれもほぼ同じような気がする。なかにはもの凄く自己中心的なモノもあるが。
さらに・・・

 僕の、僕の僕は、僕だ。
 (そして)
 きみの、きみのきみは、きみだ。(さぁ、おいで) ←なんか男目線のみの二流官能小説っぽい。

 『中心の、中心の中心は、中心だ。ハイ、これ出るぞー』 ←生徒にキモイといわれている数学教師。

 世界の、世界の世界は、世界だー!ドカーン! ←岡本太郎っぽくもあるし。


 僕の、他界の心中は、きみだ。 ←ここまで遊んじゃダメよね。

2006年8月16日水曜日

長生きしなくちゃ

最近買った、任天堂DSのお料理ナビにちょっとハマってます。 前にバイトで厨房にいたこともあったんだけど、それほど身についたわけでもなく、プライベートで料理するなんてことはまずなかったんだけど…。
こ のゲームソフトは凄い!俺みたいな料理中途半端人間にはぴったりアイテム。さすがに米の研ぎかたをコトコマかに説明された時には、おい、馬鹿にすんなと 思ったけどね。でも嬉しいのは、いろんな条件で検索してくれるところ。 例えば、冷蔵庫あけて、牛肉とレタスがあったとして、材料指定すると、ピッと、メニューが出てきちゃうの!もー、作るしかないの、男として、もーあとには ひけないの!
写真は牛肉とレタスのオイスターソース炒め。 文句なし、旨い! ん?ちょっとしょっぱい? ん、ん、んー、大丈夫、大丈夫。酒の肴ならちょうどいい!
そういえば生前、爺ちゃんがよく云ってた。
“ユキヤ、外食ばっかりしとると、早死にするぞい”
爺ちゃん、なるべく頑張ってみるよ。
そういえばこうもよく云ってたな
“ユキヤ、酒ばっかり呑んでたら早死にするぞい”
…未来の俺すら、見透かされてたのかも…。

2006年8月14日月曜日

おまけ

携帯、居酒屋に置き忘れて取りに行った。友人グループに笑われたよ。自爆。

ビールとえのきバターと調味料

今日はオフでーす。
衆居酒屋でヒトリで呑んでました、というか今呑みながら携帯でこのコメントつくってます。まえからちょっと気になってた店で、フラリと一人でビール呑んで ます。なかなか賑やかな活気のある店だなぁ、と初めは思ってたんだけど、だんだん、ちょっとウルサく感じてきました。特に後ろの中年男女たち。ちょっと耳 を傾けて聞こえてくるフレーズが“役者”“稽古”“舞台”そして“大竹しのぶ”…。こういう時にはね、あちゃー、って思うんです。石コロ投げりゃあたる、 というくらい役者って多いと謂われてるのは聞いたことあるけど。せっかくのんびり呑んでたのに、ピッと脊椎が走るのです。(あ、だんだん酔っ払ってき たー) でもまーしょうがないよね。 もっと精進すれば脊椎もいちいち反応しないんだろー、と向上心を奮い起たせ、ムリヤリ気持ちを静めます。
そして今ゴシンキの若者グループの一人が“アレ、ユキヤさん!”
………。
んー、と思って見れば、過去に舞台で共演した友人。恥ずかしさに追い討ちくらいました。
―――振り返れば役者がいる。


この文章読むのは数秒。
でも居酒屋の僕は一時間半。

2006年8月12日土曜日

はじめまして

はじめまして、あらためまして、北村有起哉です。
公式サイトがオープンしましたね。それに伴いのブログ、やっぱりブログ!
これから、日々に起こったことを、時にはマジメに、時には泥酔しながら、書き込んでいきたいと思います。この先、自分自身が読み返して、ふーん・へー、と面白くふりかえれれば、などと思ってます。
やっぱりブログ、俺もブログ!

今後ともどーぞよろしくお願いします。