2006年9月20日水曜日

君に会いにいくよ

チョット どきどきした。 大都会の渋谷を歩いてたら、トンボが俺に飛んできて、長袖の腕にピタッと止まってしばらく、じっとしてたから。まさに 秋の到来をつげる使者。 そーっと携帯ポケットから出して、カシャっと一枚。 撮影が無事終了したら、すぐに飛んでった。
い ままでも、そういや羽蟻とか蜘蛛とか黄金虫とかてんとう虫なんかが、読んでた本に止まったり、サッシの隙間にうずくまってたり。あと、デートの時に飲み屋 か喫茶店か忘れたが、頭にちっちゃなアブラ虫がくっついてたり。そんなハッとするようなシチュエーションで遭遇すると、その瞬間に小さな生き物の呼吸を感 じるような、なんだかこっちの息遣いが慎重になる。あ、ゴキブリを退治する時もそうかな…。
カレラは突然、現れる。ま、虫は沢山いるし。でも教え てくれることがある。自分のコンディション。なにかにイライラしてたり、調子が悪かったりしてると、小さな虫が煙たく感じる。でも、心になにかゆとりを 持っていると、それが信じられないほど、“ようこそ”と受け入れる想いを抱く。突如やってくる小さなお医者さんは、自分のバランスを教えてくれる。やっぱ ユトリある暮らしがいいもんなあ。でも、ゴキブリがキッチンに訪れたときに、“よく来たね”とはさすがに今のところ言えないが。
“コオロギが便箋にとまった、失礼な奴だ~♪”
BOOMのこの曲のこのくだり、サイコー。