2006年9月21日木曜日

結局、何を伝えたいの?

ゆるやかに走る電車からの眺めで、一瞬目に入ってきた電信柱。その柱にべったりとくっついていた看板がありました。
“死亡事故現場” by警視庁
な んか黒文字で冷たく書いてある。ちなみに“死亡”は赤文字。んー、と思いました。なんでわざわざ、と。だって柱の付け根を見たら一目瞭然。そこには、枯れ た花束がくくりつけられ、缶ビールも置いてあった。これだけでじゅうぶんなのに。御遺族なのか友人なのか、その痛ましさを感じる供養に相反して、黄色を基 調とした看板の奴が冷静に屹立してるような、ものすごくバラバラな電信柱。ここでの事故はこの看板があるかぎりゼロか?
なんか“ぼーくは三丁目の電柱ですー”っていう唄を思い出した。