2006年10月17日火曜日

わざわざ

おかげさまで大阪公演も無事に千秋楽を迎えることができました。ちょうどマスコミをお騒がせしてしまった最中だったので、やはりなおさら気合いの入った期間でした。入りすぎで空回りした回もありましたが、うわわ、みたいな。
そ して今回の公演で、舞台ってのは本当に生なんだな、とさらに痛感させてもらいました。野球で日本ハムが優勝しても、北朝鮮が核ミサイルの実験をしても、同 じ作品を同じスタッフで同じ役者で同じセリフを言う。なんか凄いなぁ、と改めて感じました。以前に父親から聞いた話で、地下鉄サリン事件のヨルに公演を うってたが、さすがに役者陣もそして観客も、なんだかソワソワぎこちなく、妙な気分だった、と言ってました。それはそーかもなー。そういえば自分も、デリ バリーのバイトしてて、なんで俺いま時給稼いでんだろ?と思ってたし。二十歳のころ俳優養成所で先生が言ってた。銀行員と俳優と、いなくなったらみんなが 困る職業はどっちだ?というラフな問いだった。うん、ミモフタモナイ。なるほど、なるだけ信じて突っ走るしかないな。

つながってないようで自分の中ではつながってるコメントでした。