2006年8月22日火曜日

退職金? ナイナイ。

 先日、宝塚のある女優が、退団した。名前は楠 恵華(くすのき けいか)。実は高校の頃、バスケ部にいた時に、彼女は1つ下の学年でマネージャーをしてくれてました。高校卒業後に受験し、見事に合格。子供の頃からの夢 舞台で、十年以上活躍してました。昔からの仲間が同じ道で頑張ってる、これは特別な嬉しい想いでした。その彼女が、パッと宝塚を辞めました。こよなく劇団 を愛していた彼女は、30歳までおもいっきり楽しんで、すっぱり辞める覚悟をはじめの頃から決めていたそうです。
 終演後にお別れパーティーに出 席させてもらい、ファンたちに、関係者に、いままでの感謝の気持ちを一杯にあらわして、挨拶をしてました。あるファンからの“退団後はあらたな女優活動 を?”との質問に対し、“ありえません!”とスパッと即答。今後のビジョンがどうあるにせよ、一切続けないそうだ。彼女にとってのこの選択肢の消去は当た り前なのかもしれないが、やはり僕は潔いなぁと思ってしまいます。そして、この職業は定年もないし、やるのも・やめるのも本人次第で自由なんだと、あらた めて感じました。もちろん、いまのところ“やめる”ことは一度もよぎったことはないけど、続けていくからには、これからもますます…! という熱い想いを 秘かに、静かに再確認させてもらいました。
 のぞみ(←本名)、おつかれさん!