2006年12月9日土曜日

目覚ましい活躍ぶり

うあー、すいません、すいません。
二日酔いでホテルのフロントに起こされて、急いで荷造り。衣類圧縮真空袋なんか使用するユトリもない。部屋で凄まじい反復横飛びに似た俺の動き。スーツケースになげこむなげこむ。のっかるのっかる。独りぼっちの運動会。意識をするのは何よりタイム。いつか自己ベストとワールドレコードを比べみたい。オレって スゲーと前向きに、ポジティブに、世界に照準あてながら。
チェックアウトを無事に済ませ、タクシーへ。駅の構内で切符きっぷ。みどりの窓口で並んでる時、そのうち一つの窓口で、ものすごい膠着状態の客がいる、必ずどっかの窓口はきまって必ず!日本はそんなにでかくない。いったいどこまで行きたい の?どんな注文つけたのよ?“海がみたいわ、ただし岬の先っちょで”“どこかしら、あなたのふるさと訪ねたい”“お腹がすいた、スープ!スープ!”
そ れからお土産買ったりブラブラと。なんか聞こえるベルの音。まさかと思えばそのとおり。手にしたパンパンのスーツケースの中から聞こえてくる。朝が苦手な オレを飛び上がらせてくれるほどの目覚まし時計。ホントうるさいんだ、コイツが。なぜいまこの時この場所で…。躊躇なんかできるヒマもなく、すぐジッパー に手をかける。あけた瞬間、さらに響き渡るジリリリリリー!、と同時にボロボロッとこぼれでる、荷物。うひゃー!