2016年9月15日木曜日

寄生する役

BENTの舞台が終わり一ヶ月以上も経ちましたが、まだホルスト君がこってり残ってます。
共存なのか依存なのか、でもそれぐらい彼との出会いは僕にとって大きなものでした。

一期一会 この言葉が好きです、こういう生業をしてると。
俳優をやってて色んな役を演じるのも、それも一つの出会いです。

BENTのホルスト君は過去の作品を見てて間接的には知ってましたが、直接お会いして心を通わせるのははじめてでした。
雑誌の取材で、彼の人生を振り返り思い返してるうちに、どんどん胸が締め付けられていき抑えられなくなって、嗚咽を伴うヤワなコメントをしてしまったのが、僕にとって最大に意外な事件でした。
それだけ、僕にとって彼がいつのまにか大きな存在になってたんです。
千秋楽を迎えたからといって出会いをムリヤリ引き離すことはしません。
これからもぼくの中でずっと生き続けてほしいです。
寄生か共生かわかりませんが。
間違いなくホルストの生き様に強く感化されたうちのひとりです。

モントリオールの路上